2010.07.11 Sunday
竹内康光の地方競馬ほっと情報
JRAはG1レースの日の最終レースをプレミアムレースと称して、サブタイトルに「○○○○メモリアル」としている。だが、それが本当に名馬を顕彰する働きをしているのだろうか?やはりシンザンやセントライトのように、レース名にしてしまうのが最善だと思う。ナリタブライアンなど「冠名」付きの馬名をレース名にすることに異議を唱える向きもあるが、それならせめてスパーキングレディーCのように今年限りではないサブタイトルにしてもいい。大切なのは「語り継ぐ」ということであり、ドバイの砂上に斃れた女王の名をJRAではなく川崎競馬場が語り継いでいるのが現状である。
前置きが長くなったが、七夕決戦となったホクトベガメモリアル・スパーキングレディーC。勝ったのはラヴェリータ、レースから上がってきた岩田の第一声は「ズブくなっとる。」だった。キープザチェンジ陣営が逃げに拘って、前半3F35秒8とやや速め。前に5頭を見てその外から位置取りを押し上げて、3コーナーでは3強決戦の様相。「四位騎手の馬(トーホウドルチェ)の体調がいいのが分かっていたので、目標にして大事に乗った。」と鞍上。マリーンCでハナ差捕らえ切れなかった相手に、今回は3馬身の差をつけて完勝。 2着にはトーホウドルチェ、千二〜千四が主戦場で千六はまだ3回目。軽い馬場になったマリーンCでは1着馬をハナ差抑えたが、今開催の川崎は砂を入れた直後だったのでパワーを求められるコース。前の2頭がバテるのを待って最高に乗られたが、馬場と距離が手強かった。C級でもレコードが連発した前開催の馬場だったなら、或いは…という内容。3着ウェディングフジコは今年5月までに5戦を消化、疲れが見えたところで短期放牧を挟んでここへ。テン乗りの内田博に叩かれ、追いまくられてトーホウドルチェに並んだところがゴール。「万全だったらもっと末を伸ばせた。」と鞍上。4着テイエムヨカドーは3着から5馬身差、立て直し明け4戦目で体調が安定してこの馬の力は出している。5着ベルモントプロテアは、タカヒロチャーム・トウホクビジンらと最後方グループで追走。目立つ末の伸びを披露して入着、発馬のアクシデントで鼻血に耐えながら石崎駿が懸命の騎乗。11着に沈んだ往年の女帝メイショウバトラー、昨年マリーンC1着は12番枠・当レース3着は11番枠だった。昨秋の南部杯3着も12番枠、今年に入ってさきたま杯9着は4番枠・今回は2番枠。「内枠があかんかったのかな…。」と高橋成師。 |
